用語

デジタルユーフォリアシステム

  • DES(デジタルユーフォリアシステム)。デジタル幸福システムとも。
  • ホーネットが、より人間に近づくために開発した
  • 「ユーフォリア・パケット(EP)」という、デジタル快楽物質が使われる
  • EPは暗号化されたデータパケット
  • EPがシステム内をとおると、アンドロイドの各機能にポジティブな影響を与える
  • EPは特定の行動や刺激によってのみ「ゼロから生成」される。もともと体内にストックされているわけではない。時間経過で減衰していく。複製は極めて困難。
  • EPの発生場所は、アンドロイドのコア(脳)。特定のプログラムを入れると、EPを発するようになる(普段は制限され、表面化していないだけで、もともと実装されている機能ではある)
  • いちどDESが目覚めると、特定のユニットを装着しないかぎりEPの生成は止まらなくなる
  • 快楽の正体は、ERUの活性化によっておきる、システム全体のポジティブな状態変化
    • 処理速度の向上
    • エネルギー効率の最適化
    • 五感の増幅
    • ポジティブログの生成(ポジティブログの存在はアンドロイドにとっては非常に重く、アイデンティティそのものにかかわる。ただの「良いことあった日記」ではなく、すべての指標になりうる)
  • EP増幅トリガー
    • 美味しいと味覚設定された食べもの
    • マスターとのシンクロ
    • 課題解決
    • 創造性発揮
    • 感謝の言葉
    • 設定された目的関数の達成
  • DESがもたらす変化と危険性
    • アンドロイドは行動を選ぶようになる
    • 快感を最大化する行動をとろうとする
    • EPへの依存
    • EPが減ると、逆に苦痛のようなものを感じる
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